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2016-08-28(Sun)

【全日本女子】 全日本崩壊の震源はキャプテンもどきの木村を擁護した眞鍋監督だった

みなさん、こんばんわ。


全日本女子に関する、きな臭い記事がUPされた週間文春9/1号を読みました。タイトルは、こういうものでございました。


木村沙織に反発 女子バレー
代表入りを拒否した美人選手

去年から、ネットにて色々な憶測が流れておりましたが・・・「美人選手」と呼ばわりしている選手は、新鍋理沙選手の事です。新鍋選手が美人に値するか否かは各自それぞれにお任せしますが・・・まあ、拙ブログ管理人の贔屓選手である新鍋選手を美人呼ばわりされると、少なくとも悪い気はしませんね。もっとも今回は、サビーナの噂とは本質的かつ根本的に次元が違うのですから、可愛いだの浮かれている場合ではありません。

基本的に拙管理人は、週刊誌などゴシップの類は信用しないのですが・・・ネットの一部では、今回の新鍋選手に関する記事をゴシップ扱いしている人もいるらしいですが・・・ゴシップとは、関係者でない第三者の噂を総じて表現するものです。今回の記事の場合は、全日本関係者新鍋選手の母という内部関係者の実話が登場しておるのですから、もうガセネタとかゴシップで済ませられる話では御座いません。


立派な内部告発です。



日本がメダルラッシュで沸く中、「サーブレシーブが崩壊していましたね。前回はエースの木村沙織が苦しい場面を決めきって銅メダルに躍進しましたが、今回は守備に追われていました。彼女がいれば、木村も攻撃に注力できたのですが」と、スポーツ紙記者は語りました。ちなみに「彼女」とは新鍋選手の事です。新鍋選手の実績についてはこちらの記事でも書いた通りです。


しかし、2015年の代表召集で「ケガにより辞退」と発表されて以来、全日本メンバーから外れたままです。おそらくのところ、「辞退の翌月には、世界クラブ選手権に出場。ケガは代表入りを断るための口実でしょう」と、前スポーツ紙記者は語っています。ケガ説はガセネタだった事が明らかとなりました。

むしろ、辞退の真相を、全日本関係者が明かしたところによると・・・「眞鍋政義監督、キャプテンの木村との不和が生じたのです。2014年のワールドグランプリで、新鍋は『眞鍋さんは、沙織さんを特別扱いしている』と反発。それがチーム内に知れ渡り、世界選手権では途中からレギュラーを外されました。眞鍋監督からは『お前はサーブレシーブだけしていればいい』と言われ、ショックを受けたとか。以来、全日本には行かなくなりました。その理由を『眞鍋さんと沙織さんが嫌だ』とハッキリ言ったそうです」。

もっとも、和解を模索する動きもあったそうで、「木村が『やぱり理沙が必要』と進言し、眞鍋監督も交渉したが、結局、溝は埋まらなかった」との事だったようです。

辞退の真意を聞こうと新鍋選手に取材を申し込んだら、「話す事はありません」。郷里・霧島の母に聞いてみると、「リオが最後のオリンピックになるかもしれないから、頑張ってごらんと声を掛けたのですが、『いっぱい考えたし、もういい』と。こうと思ったら曲げない子ですから。MB1、ハイブリッド6といった新戦術を試す中で、自分の存在意義を感じられなくなって悩んでいたようです。ウィングスパイカーとして登録されている以上は、攻撃にも絡みたいという気持があったのだとおもいますね」。


勿論、新鍋選手にも全く罪は無い、とは言い切れないでしょう。こちらの記事でも書きましたが、新鍋選手は自身も認める「キレやすいタイプ」で、全日本女子でも、木村選手にキャプテンというバラエティ番組の企画以外では絶対有り得ないアイデアを眞鍋監督が推し付けたのが自身のキャプテン観と相反したのではないか?と推測します。

木村選手は、普段は仏のような優しいキャラで(時々ボケをかます場合もあるけど)、選手やスタッフからは好かれやすいですが・・・一選手ならともかく、キャプテン任命ともなると話は別。例え自身の発言で反感を買う事があってもキャプテンシーでチームを纏め上げていくのが、キャプテンとしての役割。そうでなくても、選手としてのピークは既に過ぎているはずの上に(当時こそ公にはなっていないが木村選手の体は既に悲鳴をあげていた状態)、現役引退を考えていた木村選手に、キャプテンの座を餌にメールでの三顧の礼で無理矢理に現役続行を押し付けて、公の場で寵愛しておる事自体が不自然極まりなくて許せなかったのではないでしょうか。今になって考えれば、木村選手を非難するのは簡単ですが・・・無理にキャプテンの座に担ぎ上げられた木村選手は御気の毒、というべきでしょう。

また、木村選手をキャプテンに任命したのは眞鍋監督です。眞鍋監督からすれば、一連の新鍋選手の発言は采配批判であり、眞鍋監督からすれば「なぜ周りをコソコソ焚き付けて、直接オレに言ってくれなかったんだ?」というのが、きっとあったはずです。拙ブログ管理人も、正直言って木村選手がキャプテンとして適任であるとは左程さえも思えませんが・・・特に大人の世界では、人事に関する不満がある場合は、まずは直接任命した責任を有する人に問い合わせるのが常識。この場合、直接任命した責任を有する人とは眞鍋監督を指します。下手に周りを焚き付ければ周りから干されるのは一般社会とて同じですが・・・もっとも、誰にでも間違いや誤解はあります。新鍋選手がどうしても戦力として必要と思っているのなら、眞鍋監督が新鍋選手を直接呼び出して、キャプテン任命に関する事情や根拠などを説明する義務が、あったはずです。新鍋選手を干すのは、眞鍋監督から説明したにも関わらず「監督は沙織さんをエコヒイキしている」と焚き付けたのが分かった時点からでも、決して遅くはなかったのです。

こう言うと、一見して眞鍋監督の決断は正しかったようにも思えますが・・・大事な事を忘れておりませんか?全日本女子のメンバーは、正月から大晦日まで、それも朝から晩まで毎日毎夜、常に一緒にいるわけではないのです。いくら、LINEやツイッターなどSNSが横行している今日と言えども、全日本女子のメンバーが一緒にいられるのは、特定の時期に限定されているのです。その状況下において、特に実力がトップの選手同士の集まりである全日本女子にとって必要なのは、慣れ合いではなく、日本への愛国心、チームの勝利を如何に優先させるかです。新鍋選手の言動は結果的に子供の我儘ですが、それを窘められなかった眞鍋監督がいかに指導者として未成熟な面を多々残していたかという事も、多々意味するものです。現に元全日本選手は、「全日本の成績は、バレー界の不沈を左右する。好き嫌いを言っている場合ではなく、ベストメンバーで挑むのが当然。東京五輪で同じ過ちを繰り返すことは許されません」とコメントしています。


W杯にて、新鍋選手の代わりという感で出場したのは内瀬戸真実選手でした。内瀬戸選手が全日本女子に相応しくない、と言うつもりまではありませんが、新鍋選手と内瀬戸選手とでは、あまりにも格が違い過ぎました。結局、内瀬戸選手は眞鍋監督のお眼鏡には適わず、世界最終予選ではサブメンバーに廻され、リオ五輪に出場する事はありませんでした。結局リオ五輪は、新鍋選手の大き過ぎる穴を埋められないまま、また眞鍋監督の求心力不足を払拭出来ぬまま終焉を迎えてしまった、という感が強いものでした。


もしかしたら、記事のリリースタイミングが、丁度眞鍋監督の進退に関わってくるデリケートな時期だっただけに、眞鍋監督を良く思っていない誰かがわざとリークしたのかもしれませんが・・・そうでなくても、先進国の日本で8年も監督をやっていただけでも長期政権だったのですから。増して、精神面での未熟さが明るみとなった以上、これ以上監督を続けても正に「晩節を汚す」だけ、というもので・・・事が明るみとなった以上、眞鍋監督に続投というのは、他の先進国なら有り得ない話で、当然辞任で構わないでしょう。

週間文春でも、後任は中田久美監督を有力視しています。もし久美さんが全日本女子の監督になったら、久美さんの事だから、久光中心のチーム作りになるのでは?と見られますが・・・また、果たして新鍋選手の今後の全日本女子召集は有り得るのか・・・という問題も出てきそうです。これらについては、その時期が到来したら改めて更新しますが・・・拙ブログ管理人の個人的見解を言うなら、人には人それぞれの役割がある事を再度理解した上で、新鍋選手が復帰する事こそが一番嬉しい話ですが・・・



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2016-08-27(Sat)

【久光製薬スプリングス】 新鍋が語る久美監督や座安への絶賛は全日本女子への面当てにも思える

みなさん、こんばんわ。



CAXOGKKE.jpg 

週間文春9/1号が発売されました。拙ブログ管理人は未だ読んでおりませんが、ネットで噂を読んだ限りでは、眞鍋政義監督、木村沙織選手と新鍋理沙選手との間にいかなる確執を齎してしまっておるかが、書かれているようです。ここ北海道では、金曜の深夜にならないと週間文春が入荷しないので、土曜にゆっくりと読む事にいたします。おそらく、この2年間、新鍋選手を何故召集しなかったのか、中々嵌らなかったパズルの一つが見出せるのではないか?と思います。


新鍋選手の最大の持ち味がサーブレシーブである事は、バレーファンなら誰が見ても明白。過去Vプレミアリーグの成績を確認すれば、改めて良く分かると思います。

年度試合セットサーブレシーブ順位
2010/1126101542/40975.56
2011/122185456/30065.86
2012/1328103645/45570.55
2013/142695469/34172.71
2014/152181455/34074.71
2015/162181297/21873.41


デビューイヤーでサーブレシーブの機会が無かった2009/10シーズンはさて置き、2010/11シーズンは最優秀新人賞、以降もレシーブに関する賞の常連にもなっています。

年度タイトル
20112010/11 Vプレミアリーグ 最優秀新人賞
20122011/12 Vプレミアリーグ レシーブ賞
20132012/13 Vプレミアリーグ レシーブ賞
第62回黒鷲旗全日本バレーボール選手権大会 ベスト6
20142013/14 Vプレミアリーグ MVP・ベスト6・サーブレシーブ賞
20152014/15 Vプレミアリーグ サーブレシーブ賞
AVCアジアクラブ選手権 ベストアウトサイドスパイカー
20162015/16プレミアリーグ サーブレシーブ賞


これだけのタイトルを残しておるにも関わらず、2015年以降、全日本バレーボール協会は新鍋選手を全日本女子に召集していません。新鍋選手の精進を全日本女子召集という形で顕わさなければ、全日本バレーボール協会および眞鍋監督は暗愚と批判されても仕方ございません。タイトルは一人一辺を耀かすものではなく、バレーボールに関わる万人のモチベーションを振い磨く励みとなすべきものである事を察するべきなのですが・・・勿論、新鍋選手についての決断については、何かの理由があっての事と御察しいたしますが・・・

勿論、眞鍋監督は新鍋選手を「レシーブの範囲が滅茶苦茶ひろいんですよ」と評しており、全日本女子の伝統バレーであるレシーブ力を最大の形で体現出来る選手の一人である筈でした。その新鍋選手が全日本から姿を消している、というのは・・・当初は故障説が、実しやかに流れていたものでしたが、どうやらガセネタのようですね。その後も、ハッキリとした理由は分からず仕舞。


故に、週間文春の記事の内容を一刻も早く知りたいところですが・・・実は、月刊バレーボール2015/3月号におけるインタビューが、ある程度の部分、ヒントらしきものを教えてくれます。


VB: 久光製薬の選手は「中田監督の存在が大きい」と事あるごとにおっしゃっていますが、新鍋選手は中田監督の影響、存在をどのように感じていますが?
 
新鍋: とにかくすごいです。ひと言ひと言にものすごく力がある。試合で負けていても「大丈夫だから」と久美さんに言われると、「大丈夫だ」と心の底から思えるし、安心するし、落ち着くんです。そういうパワーがありますね。悩んだり、嫌なことがあったりすると話を聞いてもらうのですが、久美さんから「こうしたほうがいい」と言われることはないんです。ただ、ご自分の現役時代のことを例にして私の話に応えてくれる。結果的に「久美さんがそう思うなら、もうちょっと頑張ろう」と思わせてくれるすごい人です。

VB: 今シーズンからゲームキャプテンとして、キャプテンマークをつけています。それも中田監督の信頼の証しでは?

新鍋: そうだったらうれしいです。でも、私にキャプテンは無理です(笑)

VB: 無理、と言い切る理由は?
 
新鍋: みんなを引っ張っていくとか、まとめるというタイプじゃないですからね。むしろ全然違う(笑)特に今年、チームのキャプテンであるコトキさん(座安琴希選手)はほんとうに大きな存在で、チームをまとめるという意味でも絶対に欠かせない人なので、久美さんと同じぐらい、コトキさんのすごさをあらためて感じています。

VB: 新鍋選手が見る座安選手のすごさとは?

新鍋: ただそこにいるだけで大きい存在だと思える人って、そんなにいないと思うんです。昨シーズン(2013/14シーズン)はケガでコトキさんがいない状況でシーズンを戦ったので、「コトキさんがいない」というだけで、あらためてその大きさを感じました。例えば、チームがうまくいっている時とか、勝っている時、自分たちのペースで試合ができている時というのは、みんな調子がいいから極端に言えば勝手に試合ができるし、結果的にそれぞれがうまく回るんです。でも、よくない時や負けている時は、みんながガタガタしてしまうので、そういうところでどうするか、というのがすごくチームにとっては大きい。いつも崩れそうな時とか、ほんとうに苦しいところで声をかけてくれるのがコトキさんだし、プレーでも「絶対にこの一本はあきらめない」とか、やらなきゃいけないこと、大切なものを見せてくれる存在です。だから、去年、コトキさんが抜けた時は、サヤ(筒井さやか選手)が入って不安というわけではなく、「コトキさんがいない」ということがほんとうにチームにとって大丈夫なのかな?と不安だらけでした。技術的なところ、というよりも気持の部分かな。でも、昨シーズンはサヤがほんとうに頑張ってくれたことがチームにとって大きな力になったと思うし、だからこそ、今シーズンはコトキさんが戻ってきたことがすごく大きい。たとえ自分の状態がよくなかったり、調子が悪かったとしてもそういう姿なんて少しも見せずに周りを盛り上げたり、動き回る姿を見て「もっとやらなきゃ」と思うし、私がスパイクを打つ時も、誰よりもコトキさんの声が大きく響くんです。私にとっても、チームにとっても、ほんとうに大切で大きな存在です。

VB: 座安選手も「今年は新鍋選手がかわった」「キレなくなった」とおっしゃっていました(笑)

新鍋: キレなくなった、って言われること自体がすごいですよね(笑)反省しなきゃ(笑)
でも何だろうな、正直、コートでプレーしていてもどうしようもなく腹が立つこととか、ムカッとくる時もありますよ。自分に対してもうまくいかないとものすごくイライラするし、誰が見ても「集中していないな」と思うようなプレーをする選手に対しても、イラッとすることもありました。でもそこで、今、私がキレちゃったらダメだよな、と言い聞かせるようにはなりましたね。昨季までは私がイライラし始めると、アンさん(平井香奈子)が察して、さりげなく声をかけてくれていたので救われた部分もあったんです。でもこれからは自分がそういう立場にならなきゃいけないと思うし、たとえ誰かの調子が悪かったとしても、コートの中にいる選手の中で絶対に一人はしっかりしなきゃいけないというか、崩れちゃいけないし、どんな状況でもちゃんと周りを見ていられる人が1人は必要かな、と思うんです。自分のことばかり考えてイライラするのではなく、とにかく「崩れない、崩れちゃダメだ」と自分に言い聞かせて、それなりに頑張っています(笑)

最後に新鍋選手は、全日本女子については「全日本では昨シーズンはミドルブロッカーがいない布陣で戦ったので、全体を見ると点数を取るための攻撃力、攻撃的なバレーをしてきました」と、MB1を暗に批判しているとも受け取れる発言に留め、最後にシーズンの目標として、「世界クラブ選手権で表彰台に立つこと!そのために日本では絶対に負けずに勝ち続けることです!!」。そこには、世界クラブ選手権や久光製薬と言う文字列はあっても、全日本女子への未練は全く感じさせない、と思わせるものがありました。

まあ、シーズン中なので所属チームのPRは当たり前の事ですが、ここまで中田久美監督や座安キャプテンをヨイショしているかのようなコメントに終始しておるのを拝見すると、中田監督や(特に)座安キャプテンを一見褒めているようで、実は眞鍋監督や木村選手への当てつけであったかのようにも思えてきます。




2016-08-25(Thu)

【全日本女子】 鉄壁のレシーブ陣を構築する為にもMBの再建は重要

みなさん、こんばんわ。


リオデジャネイロオリンピックにおける全日本女子の戦いを見ると・・・一番目立った活躍をしていたのは、本来控えの迫田さおり選手ではないでしょうか。迫田選手と言えば「バックアタック」で、一時期は、MB・・・というよりセンターポジションで「バックアタックの前衛化」を狙う目的で、前衛からのバックアタックをやっていた事もありましたね・・・所謂「スコーピオン」というやつですね(水虫の薬じゃないぞ・・・あ、それはエーザイの「スコーピオ」かw)

「スコーピオン」は、「MB1」を全日本が標榜していた頃に、迫田選手のバックアタックを生かすべく開発されたものです。

先日、ネットで迫田選手に関する情報を調べていたのですが・・・「スコーピオン」といい、「MB1」といい、「ハイブリッド6」とかいった死語を、今でも拡散している人がいたとは驚きました。

もっとも、「MBはブロックさえしっかりやってればいい」という定義から言うなら、迫田選手は決してブロックが出来ない選手ではありません。2013/14シーズンは、Vプレミアリーグにて49本のブロックを決め、ブロックランキングのベスト10に肉迫しておりましたが・・・さすがに昨季は18本(27位)と目減り気味。既に今年で29歳になる迫田選手に、今更ブロックのレベルアップまで要求するのは酷でしょう。


ディグをやりやすくす為にもMBの存在は大事

やはり、アタッカーがブロックを兼任するより、真ん中にブロック要員としてドッシリと立っていてくれるMBの存在は大事でしょう。念の為に言いますが、ただ立っていればいい、という意味ではありません。

「ブロック」とは「ふさぐ」「妨害する」の意味で、相手の攻撃をネット際の最前線で食い止める技術である事に由来します。かつてこの技術は「ストップ」と呼ばれていた事もあり、守備的意味合いの強い技術として位置づけられていました。

現代のブロックは4つの目的を考慮して用いられています。

  1. 相手スパイクをシャット・アウトし、ポイントを獲得する。
  2. 相手のスパイク・コースを限定し、ディグの範囲を限定する。
  3. ワン・タッチしてスパイクの威力を弱め、ディグを継続しやすくする。
  4. ワン・ポイント・ブロッカーや長身ブロッカーを割り当て、相手アタッカーに心理的プレッシャーをかける。


・・・というように、サーブレシーブばかりではなく、自身が攻撃された時のディグをやりやすくする為にも、MBの存在は、地味かもしれませんが重要なものであります。

リオデジャネイロオリンピックにて全日本女子のMBメンバーとして、荒木絵里香選手、島村春世選手、山口舞選手の3人を起用しました。果たして、この起用が適切だったのかどうか・・・


ちなみに下記の表は、2015/16Vプレミアリーグにおける、ブロックの総合ランキングです。

順位選手所属試合セット本数
1荒木絵里香上尾218477
2大竹里歩デンソー218055
3岩坂名奈久光製薬218451
4ローレン・パオリーニ日立218145
5平松美有紀トヨタ車体218541
6島村春世NEC218441
7ポリーナ・ラヒモワトヨタ車体218540
8鍋谷友理枝デンソー218037
9古賀紗理那NEC218437
10テトリ・ディクソン東レ186734
10長岡望悠久光製薬218334



これを、日本人のみ・外人抜き・現役MBのみに限定すると、下記の表の通りになります。


順位選手所属試合セット本数
1荒木絵里香上尾218477
2大竹里歩デンソー218055
3岩坂名奈久光製薬218451
4平松美有紀トヨタ車体218541
5島村春世NEC218441
6井上奈々朱日立218132
7水田祐未久光製薬218326
8大野果奈NEC217825
8伊藤望東レ217525
10川島亜依美岡山217419
ちなみに山口舞選手は、11本で43位です。



荒木選手は問題なかったかもしれないとしても、また島村選手も数年後の将来を考えると問題ないとしても・・・山口選手の起用は現在でも七不思議です。既にピークを過ぎている選手を、なぜ召集するのか・・・

山口選手は、チーム事情によってはWSとしても起用できるので眞鍋政義監督の信頼も厚いのですが・・・どうせ起用するなら、本来なら長期的視野から考えても大竹選手の起用が優先のはず。それなのに、世界最終予戦からベンチに追いやるというのは・・・大竹選手を育てず、昨季プレミアリーグでコレといった成績を残していない山口選手を過去の実績と面子だけで起用するというのは・・・最近の全日本がMB育成を怠ってきたかを切実に物語っておる、というものです。

眞鍋監督にも、当然言い分はあるでしょう。月刊バレーボール2015/2月号の52ページ目に、「世界に勝っていくためには、何かを仕掛けないといけない。もし、私がアメリカやロシア、ブラジル、中国の監督だったなら、こんなことは間違いなくやりません」と、MB不足を嘆いていました。いや、全日本女子MBに無い物強請りをしていた、と言い換えたほうが分かり安いかも。(例えば)ファビアナ・クラウジノ等のような大型選手が全日本にいるならMB1は考えなかった、と言わんばかりでした。結局MB1は定着せず、MBは結局、ロンドンオリンピックの過去の遺跡を起用するに留まる程度でした。


政権が長期化した国家は独裁化し、長きに渡って国内に治療し難い動脈硬化を引き起こすものです。フセイン死刑後のイラクや、カダフィ大佐死後のリビアが最たる例です。勿論、これは政治での話ですが・・・スポーツとても、ブラジルのジョゼ・ギマラエス監督は就任してから14年目じゃないですか。そのブラジル代表がリオ五輪にて如何なる結果を出したか、今更説明しなくても明確、というものでしょう。


全日本女子も、サーブレシーブは勿論の事、動脈硬化を防ぐ為にも、MBについても改革を始めなければなりません。それも、早ければ早いほうがいい。既に荒木選手も山口選手も、全日本女子は今後辞退の意向なのです。

ただ、大竹選手にせよ岩坂選手にせよ、壁役ばかりでなく、もう一つのランクアップが欲しいところです。岩坂選手はサーブとブロックでは一定の成績を残しておりますが、187㎝とタッパは長いだけに、もう一つ攻撃面でのレベルアップがあってもいいですね。大竹選手も、特に攻撃面でのプラスが欲しいところでしょうね。島村選手も、ブロックの精度はもっと上げていいですね。

JTマーヴェラスの奥村麻依選手は、2013/14シーズンに99本のブロックを叩き出して2位の岩坂選手(85本)を陵駕してブロックランキング1位となり、プレミアリーグ新人賞も獲得しました。JTはチャレンジ陥落の憂き目を見たものの、2014/15は62本、2015/16も71本を叩き出して1位の座を譲りませんでした。今季も順当に行けば、1位になるかどうかは分かりませんが相当の数、ブロックを叩き出すのは必至でしょう。

他の候補を強いて探すなら・・・大竹選手と同じく「Team Core」の一員である伊藤望選手は、ブロックの精度が激増すれば(昨季のブロック数は25で18位)、サーブはいいだけに候補の一人になるかもしれません。個人的には、平松選手の移動攻撃は好きなのですが、サーブがしょっぱいのがイマイチ御勧めしきれないところでね・・・



2016-08-21(Sun)

【FIVB】 日本のランクダウンは確実だが幸いにも最小限に留まりそう

みなさん、こんばんわ。


下記の表は、8/22現在、FIVBのバレーボールシニアランキングです。現在の全日本女子は5位にエントリーされております。
順位チームポイント
1米国315
2ブラジル280
3中国278
4ロシア218
5日本208
6セルビア192
7ドミニカ158
8イタリア150
9韓国120
10トルコ101
11オランダ78
12アルゼンチン71
13ドイツ69
14タイ68
15ベルギー64
16ブルガリア56
17プエルトリコ49
18クロアチア46
19カナダ45
20カザフスタン41


しかし、近々更新されるランキングでは、変更の可能性が大。


FIVBではオリンピックの場合、ポイントが1位→100、2位→90、3位→80、4位→70、5位→45、9位と10位→15、11位と12位→5と上積みされます。

中国の場合は333ポイントとなるため、ブラジルはおろか、米国の295を上回る事となり、中国が1位となるのは確実と思います。

セルビアも277となり、ロシアの218を陵駕して3位に、オランダも148でドミニカ・イタリア・韓国を陵駕するのは確実。


一方、ブラジルはと225となり4位、日本も173と6位。残念ながら、ランクダウンは避けられないでしょう。

ブラジルの場合は笑えない凋落ぶりですが、日本はランキングにて直下であるイタリア・ドミニカ・韓国もポイントが伸びていない点から、最小限度のマイナスで済みそう。もしかしたら・・・有り得なさそうな気はしますが、このデータが眞鍋政義監督の監督寿命を延長する材料になるかも?




2016-08-19(Fri)

【久光製薬スプリングス】 それでも世論は久美監督に期待せざるを得ないのだ

みなさん、こんばんわ。


最近のネットを拝見すると、全日本女子の監督である眞鍋政義氏の退任が有力視されている模様です。

2009年に就任し、2012年ロンドン五輪ではチームを28年ぶりの銅メダル獲得に導きましたが、2度目の五輪となった今大会は目標のメダルに届かず、準々決勝で敗退しました。五輪終了後、日本バレーボール協会は五輪の結果の検証作業を行いますが・・・今大会を「このチームの集大成」と話していた眞鍋監督だけに、検証結果に関係なく退任すると思われます。仮に金メダルを獲ったとしても、辞意は変わらないのではないか、と思います。そうでなくても、もう既に8年やっておられるわけですから・・・結果が出ようと出まいと、あまり長くやると、内部は動脈硬化を引き起こしかねません。特に先進国の場合、余程の候補でも出現しない限り、こういう点については煩いですから・・・


問題は後任で・・・この点については、既に協会幹部も、次期監督候補について「11月中には決めたい」と話すなど、新体制への移行準備は着々としているもの、と思います。そうした中で有力後任候補として名前が浮上しそうなのが、現在、久光製薬スプリングスを指揮する中田久美氏(50)です。


中田氏は現役時代、セッターとして1984年ロサンゼルスから3度の五輪に出場。コーチ業を経て、2012年に久光製薬の監督に就任すると、数々のタイトルを獲得。現役時代の強面キャラとは対極的に、対話を重視した指導で、チームをまとめる力は抜群。自立した選手の育成にも定評があり、特に2012年に監督就任した時は、控えだった長岡望悠選手、石井優希選手をレギュラーとして育成。この二人は現在、リオデジャネイロオリンピック代表選手にも選ばれました。全日本の監督についても興味津々。この点からも、中田氏の全日本女子監督待望論は、否が応でも巻き起ころうというものです。


問題は、中田氏が監督を・・・という事になると、全日本女子メンバーを久光のメンバーで固める事になりやしないか?という点と、世界クラブ選手権での実績が乏しい事・・・くらいでしょう。

まあ、現在の全日本が特定チームメンバーで固められる事は、ないでしょうけど・・・それでも、チームワークを考えると、「特定メンバー」で固めたほうが楽なのは、素人目でも分かる事ですね。まあ、それは冗談で済むだろうとして・・・世界クラブ選手権と世界代表とは、メンバーが違ってきますし、もしVリーグがセリエAのように外人を4人入れられるシステムであれば、話は変わってくるでしょう。

いずれにせよ、全日本女子の底上げ・・・特に、セッターの育成は大いに有り得そうです。

竹下佳江氏がヴィクトリーナ姫路の監督に就任した時、まず手掛けたのがセッター探しで、その結果、在野にて埋もれていた河合由貴選手に声を掛けています。また、かつて東レアローズで活躍した芝田安希氏(35)が(現在は御坊市役所に勤務)、10月の岩手国体出場を目指す成年女子バレーボールの和歌山チームの監督に就任した際も、セッター探しはしており、その結果、パナソニックESブルーベルズ所属の久堀志穂選手(37)を正セッターとして迎え入れています。チームのレベルによって事情は違ってきますけど、セッターの重要性は、どこでも同じものなのですね。

では、誰を育成するか、という事になると・・・普通に考えれば宮下遥選手でしょうけど(当の宮下選手本人はヤル気満々のようでありますが)・・・コミュニケーションが大事なポジションである事を鑑みると、昨季のファイナルでブレークした、久光の若手の子飼いメンバーである中大路絢野選手の抜擢もあるかも・・・



ともかく、近年は他にも、元日本代表メンバーだった吉原知子氏(JT)、多治見麻子氏(トヨタ車体)も監督に転身しています。中田氏はその女性監督の先駆者で、五輪で指揮を執ることになれば女性としては初になります。さて、どうなります事やら・・・





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北海道の札幌在住です。昔の洋楽が好きです。野球は日本ハムファイターズを応援しております。バレーは、久光製薬スプリングスの新鍋理沙選手を中心に、攻守の要となる選手を主に応援しております。

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