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2016-08-31(Wed)

【Vリーグ等】 サーブにまつわるエトセトラ

みなさん、こんばんわ。


サーブといえば・・・拙ブログ管理人が真っ先に思い出すのは、ロンドンオリンピック、中国との準々決勝戦です。第5セット、25-25と一進一退の展開だった時に、ピンチサーバーとして登場した中道瞳さんが2本のサーブで準決勝進出を果たした事ですね。時々ビデオで観ますが、今になって観てもしびれる、中道さん一世一代の名シーンです。

バレーの世界でも、サーブに纏わる興味深い出来事は、時々ございます。今回は、それらの中から、拙ブログ管理人が観た(あるいは見聞した)サーブに纏わるエトセトラを紹介いたします。


伝説の25-0

流石にVリーグや皇后杯の類で、25本連続でサーブ得点、というのを見聞きした経験はありませんが・・・2005年の黒鷲旗にて「25-0」というスコアが残っています。

2005/5/1、予選ラウンド2日目の久光製薬スプリングスvs東北福祉大の第2セットにて、最初のサーバーである先野久美子のサーブで攻めた久光製薬が東北福祉大のミスを誘い、あれよあれよという間に点差が開き、ついに結局その先野さんと交代してコートに入るはずのリベロ吉田あいが一度もコートに立たぬまま、25点先取でセットを奪ってしまいました。安定感の高いフローターサーブを武器とする先野さんは、「初体験です」と、自分でもビックリしていたとか。(Special Thanks: 月刊バレーボール2015/3月号)



あんなにサーブで頑張ったのに

2011年に共栄学園からパイオニアレッドウィングスに入団した森谷史佳選手は、新人ながらレギュラーとして抜擢され、2011/12シーズンの最優秀新人賞を獲得し、弱体化が著しかったパイオニアにとって明るい材料になりました。更に2012/13プレミアリーグにて、28試合116セットに出場し、サーブ得点24で1位となりました。サーブ効果率も15.2の数字を挙げました。効果率は荒木絵里香選手の15.5に肉迫する2位で、3位の泉岡未来の13.3を大きく引き離す数字。

その努力が評価されたか、2013年には全日本女子に召集されました。森谷選手にとっては薔薇色のバレー人生・・・となるハズでしたが、結局怪我で辞退を余儀なくされました。現在は久光製薬に所属ですが、怪我もあって若い頃の勢いを取り戻すまでには至っていません。森谷選手も、怪我という不運に泣かされた選手の一人でした。



ミハイロが久光で干された理由(?)

かつて2014/15、久光製薬でもプレーしたブランキツア・ミハイロビッチが、2015年W杯にセルビア代表として来日、日本戦でも主力としてプレーしました。しかし、その途中、ミハイロビッチのサーブがヒットしそこねてしまい、力ない内野ゴロのようにネットさえ越えずにコロコロとコートを転がってしまうという、中々お目に掛かれない大ミスがありました。ちなみに試合は、それでもセルビアが勝っていますが・・・ミハイロがVプレミアにて久光での出場機会が今一歩で終わったのは、もしかしたら中田久美監督がコレを予想しておったからでしょうか?


苦肉の策キラサーブ

デンソーエアリービーズの所属メンバーだった、MBの「キラ」こと井上香織さんが2015年のチャレンジマッチにて、過去に2度メスを入れた肩が余程痛いと見えて、サーブの際はアンダーサーブでその場を凌いでいました。猫田さんの天井サーブを意識しておったかどうかは知りませんが・・・ちなみに井上さんは、当シーズン終了後に引退しました。


久美長を震撼させた内瀬戸の「昭和のサーブ

2014/15シーズン当初、日立リヴァーレの内瀬戸真実選手は、肘か肩を痛めていたのか、通常のジャンピングフローターサーブが打てず、苦の策として、ドライブサーブで場を凌いでいました。

2013/14プレミアリーグ戦の12/6、開幕五連勝と波に乗る久光製薬を相手に日立は3-2と、フルセット勝ちを収めました。この試合でも、内瀬戸選手はドライブサーブを使用し続けました。想定外の敗戦に、中田監督は試合後の会見にて、「試合内容は、相手のドライブサーブに崩されてしまい、良い状態で攻撃をすることができませんでした」と完全脱帽。

その後、GAORAの実況が内瀬戸選手のドライブサーブを「昭和のサーブ」と表現。これがニコニコ生放送でもディレイ放送され、ムッチリした体格も手伝ってか、内瀬戸選手は一躍ニコニコ住民の人気者に。



竹下:「本人が一番ビックリしてるんじゃないですか?

岡山シーガルズの「人間国宝」とも「重要無形文化財」とも言われる(?)山口舞選手のサーブは、ふんわりと曲線を描いて相手コートに入っていきますが、効果率は非常に低いもので、ニコニコ生放送のコメントでは「ふんわりサーブ」「やさしいサーブ」、あるいは山口選手のニックネームをもじって「ユメサーブ」とも言われます。

その山口選手が2015年、W杯に出場。途中出場した試合で想定外のサービスエースを決めてしまいました。その時、解説席にいた竹下佳江さんが、苦笑しながら「本人が一番ビックリしてるんじゃないですか?」と、褒めてるのか貶しているのか判断に苦しむコメントを発して、お茶の間のバレーファンの爆笑を買ったとか・・・「世界の竹下」さんのジャンピングフローターサーブを陵駕する、解説のシナリオ破りの「ユメサーブ」だっただけに、そのインパクトは別の意味で強烈だったようです。


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2016-08-17(Wed)

【ヴィクトリーナ姫路】 あの竹下がクラブチームの初代監督に

みなさん、こんばんわ。


今頃になって、ようやく知った事ですが・・・ロンドンオリンピック銅メダリストのセッター竹下佳江さんが、今年の6月に、兵庫県姫路市にて誕生したクラブチーム「ヴィクトリーナ姫路」(注:1)の初代監督に就任しました。詳しい事は、こちらのサイトを読んだほうが早いですので、こちらでは成る丈要点を纏めるだけに留めておきますが・・・チームは来季のVチャレンジリーグⅡへの出場を目指して、Vリーグ準加盟の準備を進めている段階だそうです。準加盟自体はいいとしても、その後のチーム作り次第でポシャンも有り得るかもしれない、厳しい環境なのですが・・・

竹下さんは引退後、2年ほど前から声をかけられており、当初は断りつづけていたようでしたが、三顧の礼が通じたのか、「何もないところから、選手もこれから集めて、一つのものをみんなで作り上げていくというのは、すごく大変なことだけど、やりがいもある。指導というよりも、チームの土台作りというところに興味があるというか、そこが一番大事だなと思ったので」「出産して子育てをしながら監督をやるって、今までにないケースなので、そういう意味で働く女性や指導者など、世間にいろいろなメッセージを届けられるんじゃないかなという思いもあって決めました」と、自分ひとりの興味本位だけで決めたわけではないようです。

現に、長男の子育てさえも忙しい有様で、監督に就任しても、当初は本拠地である広島と行ったり来たりの生活になりそう。そうなると、ベビーシッターに預けざるを得ない場合もあるようで、「そういう環境がチームとして整わない限り私はできません、ということは引き受ける際に言っていました。それはイコール、選手が子供を産んでもプレーできる環境につながると思うので、そこは整えていい形を作りましょう、とやっています」と、クギは刺しているようですけど。


クラブチームと言っても、監督は元より、コーチやマネージャーもいない、選手もいないという状態で、竹下監督の初仕事は「選手を集める事」でした。まず、「やっぱりチームにはセッターが絶対に必要。セッターがしっかりしているチームは成長していける。私は彼女だと思っていたので、お願いしました」と、声をかけたのが、東九州龍谷高3年の時に竹下さんの控えセッターとして18歳で北京五輪に出場し全日本デビューした河合由貴選手。

彼女の動向は、引退以来不明でしたが・・・2011年に21歳の若さで引退してからは故郷の大分に帰っていたらしいです。引退当初、2年間はボールに触る事さえ無く、その後は9人制でやっていたらしいです。そんな時に声をかけられ、迷ったが竹下さんに声を掛けられたのが大きかったから、と現役復帰を決めたらしいいです。

現在、ヴィクトリーナ姫路には、河合選手の他にも、久光製薬スプリングスのバイプレーヤーだった筒井視穂子選手、デンソーエアリービーズのリベロだった片下恭子選手も、所属選手として顔を連ねています。


まだ、良く言って「竹下ドリームス」の感は免れないですが・・・すぐにとまでは言えないでしょうけど、遠くない将来、「バレーはやっぱり企業スポーツだから、企業に守られて、囲われている。自立、自立と言っても、自立した選手が少なくて結局依存していることが多いと思う。それに、バレー界ではこれが当たり前だよということが、一般社会では当たり前じゃないことも多い。自分がバレーを辞めて外に出たら、一般社会ではこれは違うんだと気づくみたいな。例えば、レギュラーがえらいかといったら、社会に出れば別にえらくないじゃないですか。今まではそういう中で自分が必要とされていたけど、社会に出たらちょっと違うんだな、みんな平等なんだなというところも出てくるんです」というリアリティから、入団を志望する元・Vリーガーは、多かれ少なかれ増えるのではないか、と思います。

7/10、ヴィクトリーナ姫路がデビュー戦を行いました。元久光製薬のミドルブロッカー平井香菜子選手や、姫路獨協大の選手を中心とした育成選手も加えた12人で、天皇杯・皇后杯全日本選手権大会の兵庫県ラウンドに臨みましたが・・・結果は、武庫川女子大学Bに敗れ初戦敗退、となりました。

しかし、昨季からチャレンジⅡに挑戦しながら結果が出ない他のチームと違い、みなブランクがあり、チーム揃って練習ができたのも3日間だけという状況だったので、これからの練習次第では分かりません。8月初旬にはトライアウトも行われ、結果は分かりませんが・・・ひとつだけ言えるのは、チャレンジⅡのチームは、大学のチームに醜態を曝すケースも結構あるので、コンビやディフェンスの連携次第では、面白い底上げとなるのではないか、という印象を、文面から感じました。

最後に、竹下さんの決意を。「最終的には地元の選手たちにもチームに入ってきてもらって、姫路全体で一緒に戦って、応援してもらえるようなチームを作っていきたい。そうなればいろんな意味で強いなと思うし、姫路の中で応援してもらえるチームでないと、私たちの価値はないと思っているので」



注:1 竹下さんの他に井上香織さん、大友愛さん、佐野優子さんと結成しているユニットチーム「ヴィクトリーナドリームス」とは違う。



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北海道の札幌在住です。昔の洋楽が好きです。野球は日本ハムファイターズを応援しております。バレーは、久光製薬スプリングスの新鍋理沙選手を中心に、攻守の要となる選手を主に応援しております。

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