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2016-08-31(Wed)

【久光製薬スプリングス】 全日本女子正守護神候補がフランスリーグへ移籍

みなさん、こんばんわ。


8/31、久光製薬スプリングスは、リベロの座安琴希選手が海外移籍する事を発表しました。

移籍先は、フランスのRCカンヌです。

久光は昨季、筒井さやか選手が同じフランスリーグのル・ネカに1年間移籍しておりましたが・・・RCカンヌは、欧州チャンピオンズリーグを2度制覇した過去を持つ名門。イェレナ・ニコリッチ、マウゴジャータ・グリンカ、ヴァレンティーナ・フィオリン、エヴァ・ヤネヴァといった日本でも御馴染みの選手が所属した事もあり、日本からも佐野優子さん、井野亜季子さん、江畑幸子選手もプレーしていました。ちなみに、ローガン・トム、ブランキツア・ミハイロビッチ、タチアナ・ボカンの3名は久光OGでもあります。

公式サイトによると、移籍期間は2016/9/1~2017/6/30までの1年間です。


座安選手は同日発表の沖縄タイムスの取材にて、次のように答えています。

準々決勝で米国に敗れメダルを逃した。大会を振り返って。
 
「良い経験になったが、パワーや高さなどまだ超えられていない世界の壁を痛感した。もう一度ゼロから始めないといけない。日本バレーが勝つための課題はたくさんあるのを感じた」

自身のプレーについて。

「本職のリベロで試合に出ていないが、集中力やモチベーションの維持など勉強になった。葛藤もあり、フル出場でチームに貢献したかったが、自分の存在感は示せた。それがあるから『もう一度、頑張るか』という気持ちにもなっている」

「サーブレシーブとディグ(スパイクレシーブ)が数字として良くなっていかないと、これからにつながらない。まだ修行が必要だ」東京五輪への思いは。「リオが終わったばかりで、何とも言えないが、この1年で答えを出し目標を明確にして皆さんに伝えたい。これからのシーズンで自分の覚悟も問いたい」

県勢の競技力の向上については。

「沖縄から出て遠征に行くのは難しいが、向こうのチームとの試合や合宿など経験をしないといけない。他県の大会のビデオを見るのも手だ。沖縄と違って高さもある。そういったことを意識して練習してほしい」

県民の応援も熱かった。

「『沖縄県のために』という気持ちがすごく強い。この身長(159センチ)でも世界と戦えるということを証明するために出てきている。達成はまだだが夢は届けられているのかな、と思う。県民からパワーをもらい背中を押してもらって感謝している」

子どもたちに向けて。バレーをどう楽しめばいいか。

「見てて楽しいと思うのは『つなぎ』。ラリーを取るのは日本が勝つために必要。拾って拾って、粘って粘ってというのがバレーの良さであり、チームプレーの良さだと思う」

「でも、バレーだけでは上に行けない。あいさつなり、落ちているものを拾ったり、日常生活の『当たり前』をできるようにして、目配り、気遣いができて初めて競技力の向上にもつながる。日々の人間性を磨くということも大事にしてほしい」



・・・と、最後はキャプテン節で締めくくっています。


さて、久光にとって問題となるのは・・・リベロそのものについては、先述の筒井選手と戸江真奈選手がおりますので、戦力としては悲観するほどのマイナスにはならないでしょう。

しかし座安選手は、昨季よりチームキャプテンを務めております。このポジションは少なくとも、ジャンケンやあみだくじで決められるポジションではないだけに、近々人事面での変更を余儀なくさせられるのは必至。

順当に行けば、ゲームキャプテンの新鍋理沙選手が内部昇格でしょうけど・・・2012/13シーズンにキャプテンを務めた古藤千鶴選手の再任、あるいは筑波大でキャプテンを務めた事がある水田祐未選手も有り得ます。

穴馬として挙げられるかも、というのが、ピンチサーバーの石橋里紗選手。1990/2/3生まれと、前任の座安選手とは同年代(1990/1/11)であり、「ピンチサーブの切り札」でもあり、年代的にもナナリサや長岡選手、石井選手といった主力に睨みが効く立場にあります。


誰が新キャプテンになるのかは分かりませんが・・・座安選手には、せっかくの海外挑戦の機会なのですから、仏語辞典を片手に(注:1)ハングリー精神で頑張って欲しいものです。
注:1 佐野さんはRCカンヌへの挑戦が決まった時、仏語辞典を読みまくっていたという。
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2016-08-31(Wed)

【トヨタ車体クインシーズ】 かつて「未来の木村沙織」と呼ばれた闘将は未だ全日本の扉を空けぬまま

みなさん、こんばんわ。


具体的な日時は失念してしまい申し訳ありませんが・・・かつて2012年の秋、TBSにて「炎の体育館TVSP」を観ていると、宮迫JAPANvsVプレミアリーグ選抜メンバーとの試合が、ございました。所詮「ゲーム」なので、結果については言っても仕方ないと思いますが・・・プレミアのメンバーは確か、下記の通りだったと思います。

  • 東レアローズ: 荒木絵里香、中道瞳
  • 久光製薬スプリングス: 古藤千鶴、狩野舞子
  • NECレッドロケッツ: 内田暁子
  • JTマーヴェラス: 石井美樹、大友愛(監督として出演)
  • パイオニアレッドウィングス: 森谷史佳、林蓉子
  • デンソーエアリービーズ: 井上香織
  • 岡山シーガルズ: 山口舞
  • トヨタ車体クインシーズ: 竹田沙希

現在はビーチバレーで活躍している石井選手(注:1)、また中道さんとか大友さん、井上さんなど懐かしい文字列が、あちらこちらで拝見出来ます。未だ、記憶に新しいのは・・・

CAAQQDG1.jpg 

狩野選手がトルコのベシクタシュから久光に再入団してから日が浅く、また狩野選手がセッター転向という事も、当時は話題になっていたので、狩野選手目当てでTVを観ていたのを記憶しております。

井上さんへのクイックや内田さんへのバックアタックは不発でしたが、山口選手へのトスは、まあまあサマになっておりました(というか、パールが優しかったからか?)。
 

もっとも・・・記憶に残っておるのは(それも悪い意味で)、そればかりではありません。


CAN198AG.jpg 

番組企画開始途中、車体の竹田選手を紹介する時に、どういうキャッチフレーズで紹介したか、というと・・・


未来の木村沙織

拙ブログ管理人としましては、こんなところで木村沙織タグを無駄遣いさせるな!と言いたいですが・・・まあ、それはどうでもいいとして・・・竹田選手には本当に申し訳ないのですが、「何の根拠で未来の木村沙織?」という感じがして、当時は後でネットからも「?」の声が多数、挙がっていたものでした。

バレーファンなら御分かりの通り、竹田選手は闘志を前面に出すタイプの選手で(注:2)、仏のような木村選手とは大違いである事くらい、説明しなくても御分かりの事と存じます。大体、竹田選手は未来の木村沙織どころか、2016/8/31現在においても全日本女子に召集された事はありません。何という肩の荷が重くなってくるキャッチフレーズであっただろうか・・・当時は、「炎の体育会TV」製作スタッフの買いかぶり&無謀な先物買いの凄さに、空いた口が塞がらなくて、笑いさえ出てきませんでした。

拙ブログ管理人の邪推ですが・・・当初は木村選手も出演させたい、と考えていたのでは。ところが、木村選手は御存知の通り、トルコリーグのワクフバンクに移籍が決定していて、番組収録どころではなかったので、荒木選手もしくは中道さんに代役として声をかけたのではないか、と・・・多分、中道さんっぽいな(苦笑)。せめて、木村選手の影だけでも番組に残しておきたかったので、バレーチームとしては全国的知名度が低い車体の竹田選手に「キャッチフレーズは未来の木村沙織で宜しいでしょうか?」とか言って誑かせたのではないか?と。

「炎の体育会TV」で初めて竹田選手を御覧になった方は(注:3)、その後は試合の会場に行ったのでしょうか?その時、竹田選手に対して、如何なる感想を持ったでしょうか?(注:3)強いて、一つだけコメントすべき事を探すなら・・・たとえ落ち目のTBSとは言えども、メディアが名づけるキャッチフレーズって、例えば他にも「バレーはコンニャク」(注:4)とか、ウソでもホントに思えてしまうから怖いですね・・・
注:1 石井選手は2014年にJTを退団、現在は湘南ベルマーレに所属している。
注:2 その為、ニコニコ生放送では、アニキまがいのサッパリしたキャラと、竹田選手の名前を捩って「サニキ」呼ばわりするユーザーが多い。
注:3 なお試合後、竹田選手は出川哲朗に、「顔にぶつけられなくてスイマセン!」と、出川の嫌われキャラを活用する発言で、場の盛り上げに一役買った。なお、ガチで出川の顔にぶつけても宮迫JAPANにレシーブポイントとして1点が追加されるだけで、プレミアチームにとっては何のプラスにもならないが・・・
注:4 【バレーはコンニャク】 試合前に出川が、過去にワニと格闘した武勇伝を披露した上で「バレーなんかコンニャクだ」と暴言を吐いて荒木選手の苦笑を買った。
2016-08-31(Wed)

【Vリーグ等】 サーブにまつわるエトセトラ

みなさん、こんばんわ。


サーブといえば・・・拙ブログ管理人が真っ先に思い出すのは、ロンドンオリンピック、中国との準々決勝戦です。第5セット、25-25と一進一退の展開だった時に、ピンチサーバーとして登場した中道瞳さんが2本のサーブで準決勝進出を果たした事ですね。時々ビデオで観ますが、今になって観てもしびれる、中道さん一世一代の名シーンです。

バレーの世界でも、サーブに纏わる興味深い出来事は、時々ございます。今回は、それらの中から、拙ブログ管理人が観た(あるいは見聞した)サーブに纏わるエトセトラを紹介いたします。


伝説の25-0

流石にVリーグや皇后杯の類で、25本連続でサーブ得点、というのを見聞きした経験はありませんが・・・2005年の黒鷲旗にて「25-0」というスコアが残っています。

2005/5/1、予選ラウンド2日目の久光製薬スプリングスvs東北福祉大の第2セットにて、最初のサーバーである先野久美子のサーブで攻めた久光製薬が東北福祉大のミスを誘い、あれよあれよという間に点差が開き、ついに結局その先野さんと交代してコートに入るはずのリベロ吉田あいが一度もコートに立たぬまま、25点先取でセットを奪ってしまいました。安定感の高いフローターサーブを武器とする先野さんは、「初体験です」と、自分でもビックリしていたとか。(Special Thanks: 月刊バレーボール2015/3月号)



あんなにサーブで頑張ったのに

2011年に共栄学園からパイオニアレッドウィングスに入団した森谷史佳選手は、新人ながらレギュラーとして抜擢され、2011/12シーズンの最優秀新人賞を獲得し、弱体化が著しかったパイオニアにとって明るい材料になりました。更に2012/13プレミアリーグにて、28試合116セットに出場し、サーブ得点24で1位となりました。サーブ効果率も15.2の数字を挙げました。効果率は荒木絵里香選手の15.5に肉迫する2位で、3位の泉岡未来の13.3を大きく引き離す数字。

その努力が評価されたか、2013年には全日本女子に召集されました。森谷選手にとっては薔薇色のバレー人生・・・となるハズでしたが、結局怪我で辞退を余儀なくされました。現在は久光製薬に所属ですが、怪我もあって若い頃の勢いを取り戻すまでには至っていません。森谷選手も、怪我という不運に泣かされた選手の一人でした。



ミハイロが久光で干された理由(?)

かつて2014/15、久光製薬でもプレーしたブランキツア・ミハイロビッチが、2015年W杯にセルビア代表として来日、日本戦でも主力としてプレーしました。しかし、その途中、ミハイロビッチのサーブがヒットしそこねてしまい、力ない内野ゴロのようにネットさえ越えずにコロコロとコートを転がってしまうという、中々お目に掛かれない大ミスがありました。ちなみに試合は、それでもセルビアが勝っていますが・・・ミハイロがVプレミアにて久光での出場機会が今一歩で終わったのは、もしかしたら中田久美監督がコレを予想しておったからでしょうか?


苦肉の策キラサーブ

デンソーエアリービーズの所属メンバーだった、MBの「キラ」こと井上香織さんが2015年のチャレンジマッチにて、過去に2度メスを入れた肩が余程痛いと見えて、サーブの際はアンダーサーブでその場を凌いでいました。猫田さんの天井サーブを意識しておったかどうかは知りませんが・・・ちなみに井上さんは、当シーズン終了後に引退しました。


久美長を震撼させた内瀬戸の「昭和のサーブ

2014/15シーズン当初、日立リヴァーレの内瀬戸真実選手は、肘か肩を痛めていたのか、通常のジャンピングフローターサーブが打てず、苦の策として、ドライブサーブで場を凌いでいました。

2013/14プレミアリーグ戦の12/6、開幕五連勝と波に乗る久光製薬を相手に日立は3-2と、フルセット勝ちを収めました。この試合でも、内瀬戸選手はドライブサーブを使用し続けました。想定外の敗戦に、中田監督は試合後の会見にて、「試合内容は、相手のドライブサーブに崩されてしまい、良い状態で攻撃をすることができませんでした」と完全脱帽。

その後、GAORAの実況が内瀬戸選手のドライブサーブを「昭和のサーブ」と表現。これがニコニコ生放送でもディレイ放送され、ムッチリした体格も手伝ってか、内瀬戸選手は一躍ニコニコ住民の人気者に。



竹下:「本人が一番ビックリしてるんじゃないですか?

岡山シーガルズの「人間国宝」とも「重要無形文化財」とも言われる(?)山口舞選手のサーブは、ふんわりと曲線を描いて相手コートに入っていきますが、効果率は非常に低いもので、ニコニコ生放送のコメントでは「ふんわりサーブ」「やさしいサーブ」、あるいは山口選手のニックネームをもじって「ユメサーブ」とも言われます。

その山口選手が2015年、W杯に出場。途中出場した試合で想定外のサービスエースを決めてしまいました。その時、解説席にいた竹下佳江さんが、苦笑しながら「本人が一番ビックリしてるんじゃないですか?」と、褒めてるのか貶しているのか判断に苦しむコメントを発して、お茶の間のバレーファンの爆笑を買ったとか・・・「世界の竹下」さんのジャンピングフローターサーブを陵駕する、解説のシナリオ破りの「ユメサーブ」だっただけに、そのインパクトは別の意味で強烈だったようです。


2016-08-30(Tue)

【FIVB】 五輪金メダルの中国が1位に躍進、日本のランクダウンは最小限度に

みなさん、こんばんわ。


8/30に判明しましたが・・・FIVBが女子バレーボールの最新シニアランキングを発表しました。

順位チームポイント前回
1中国3283
2米国3051
3セルビア2626
4ブラジル2302
5ロシア2185
6日本1785
7オランダ14811
8イタリア1308
9ドミニカ共(注:1)1117
10韓国1009
10アルゼンチン10012
12トルコ7410
13ドイツ6913
14タイ6814
15プエルトリコ6717
16ベルギー6615
17ブルガリア5616
18クロアチア4718
19カナダ4519
19カメルーン4521


・・・と、当然と言えば当然ですが、大なり小なり、オリンピック出場がランキングに影響を与えております。

拙ブログでも、五輪後のFIVBの順位については、独自の計算方法で予想しましたが・・・ポイントこそ、若干の違いこそあるものの・・・(なお、これは今年4月より「大陸選手権」をランキング対象から除外した事が影響していると推測します)拙ブログが指摘した通り、中国、セルビア、オランダのランキング躍進は外しておりません。また、ブラジルや全日本女子のダウンも的中させております。

ギマラエフ監督の政権長期化によるチームの動脈硬化、シェイラ、ファビアナなど主力の高齢化が懸念されていたブラジルについては「さもありなん」という感じがしますが・・・


ランキングで他に気付いた点を言うなら、アルゼンチン、プエルトリコ、カメルーンのランクアップが目に付きました。特にアルゼンチンは大型なので、今後、他代表チームにとって脅威に成りかねないのは予想に容易いところでしょう。
注:1 【ドミニカ共】 あえて「ドミニカ共」と明記しておるのは、他にカリブの小国に「ドミニカ国」というのがあるので、区別の意味合いで「ドミニカ共」と明記している。スイマセンね、細かい所が気になるのが僕の悪い癖なんで・・・
2016-08-30(Tue)

【全日本女子】 サーブの失敗が選手の価値を貶めるわけでは決して無い

みなさん、こんばんわ。


現代バレーボールにおいては、サーブは第一の攻撃として位置づけられております。バレーの技術の中で、サーブは唯一、選手一人の力で得点出来る技術であり、歴史的にその威力の向上のための技術開発が、常に行われてきました。例えばサーブ・ブロックとか(85年に禁止)やサーブのトスアップのやり直し(99年より禁止)、エンドライン幅9mのどこからでも打てるよう拡大(95年より)、ネットイン・サーブ(98年より)・・・というように、サーブ側の条件が飛躍的に緩和されていきました。

サーブも色々とあります。「フローターサーブ」「ジャンプサーブ」「ジャンプフローターサーブ」「スパイクサーブ」「スピンサーブ」「ドライブサーブ」といった種類があり、助走の仕方、スイングの方向、球質によって様々なサーブが生み出されます。

女子バレーでは、かつてはスパイクサーブも増加の傾向が見られましたが、イチかバチかのスパイクサーブよりも、ミスが少なく的を絞りやすいメリットから、ジャンプフローターサーブが主流となっておりますが・・・それは、どこの国の代表チームとてやっている事は、先日の記事にて指摘しています。女子の場合は、男子バレーのそれとはスパイクサーブのパワーが違うので、付け焼刃でスパイクサーブを推進するのも無理がありますから、急にジャンプフローターを止めろという訳にはいかないでしょうけど、特に女子の大型化が指摘される現代において、得点出来るサーブの幅は広げておいても損にはならないのではないでしょうか。


勿論、強いサーブを打つ場合は、サーブミスのリスクを許容した上で、という条件がつきますので、思い切ったサーブを打ったりするとネットに嫌われてしまうのも現実。例えば、昨季プレミアのポリーナ・ラヒモワ(注:1)ですが・・・サーブ効果率の23.9%はプレミアリーグ史上1位となる快記録を達成してサーブ賞を獲得しています。ポリーナはビッグサーブに属するスパイクサーブが多いですが、渾身の力で打つスピードのあるサーブはミスも多く、昨季の失点数もリーグ1位。

もっとも、変容しつつある世界のバレーシーンにおいて、「まずはサーブから」というのを考えると、少々ミスをしても得点アップに繋げられる存在が一人でも多く現れたほうが、今後の全日本女子にとっても明るい材料となるものでしょう。


さて、下記の表は、2015/16プレミアシーズンにおける、サーブ失点のベスト10です。

順位選手所属試合セット失点
1ポリーナ・ラヒモワトヨタ車体218573
2ケリー・マーフィー上尾218448
3新鍋理沙久光製薬218139
4古賀紗理那NEC218432
5木村沙織東レ218031
6井上奈々朱日立218126
6ローレン・パオリーニ日立218126
8長岡望悠久光製薬218325
9ミア・イエルコフデンソー18186624
10高田ありさ東レ217222


これを、外人抜き・現役オンリー・代表引退を公言している木村沙織選手、荒木絵里香選手、山口舞選手も抜きでランキングを作りなおすと・・・

・・・というか、山口選手は4(52位)と、ここでも「らしさ」を発揮しているので、取り沙汰云々はお気の毒、として・・・
順位選手所属試合セット失点
1新鍋理沙久光製薬218139
2古賀紗理那NEC218432
3井上奈々朱日立218126
4長岡望悠久光製薬218325
5島村春世NEC218420
6伊藤望東レ217519
6田代佳奈美東レ217519
6佐藤美弥日立217919
9平松美有紀トヨタ車体218518
10山口かなめNEC218417
10内瀬戸真実日立218117
10鍋谷友理枝デンソー218017


世界に通用するサーブミス(?)を「これでもか」とばかりに続けているのは、新鍋選手と古賀選手だけのようですね。ミスを正当化する気までは無いですが、思い切り攻めた結果なのですから、上記のランキングは一見して黒歴史に見えますけど、決して恥ずかしい成績ではありません。むしろ、上記ランキングの中から、恥を喜びに変えられる選手が、どれだけ出現するか?という事です。あるいは、ランキングに入っていない選手の中に、凄いサーブの持ち主がいるかもしれません。


少なくとも、観ているメディアが何であろうとバレーを観ている方々に言いたいのは、サーブミスがあったからといって「なにやってんだ」「下手くそ」とか喚くのは、バレーをロクに知らない素人の言う事ですよ、という事でございます。サーブミスしたからって即10点を取られるわけではないのです。取られるのは1点です。
注:1 【ポリーナ・ラヒモワ】 ポリ様は2016年7月のヨーロッパリーグで自国アゼルバイジャンを金メダルに導き、自身もMVPを獲得している。
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北海道の札幌在住です。昔の洋楽が好きです。野球は日本ハムファイターズを応援しております。バレーは、久光製薬スプリングスの新鍋理沙選手を中心に、攻守の要となる選手を主に応援しております。

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