【久光製薬スプリングス】 正セッターになれるか否かはタイミングの問題か中大路絢野
昨季のファイナル6。
久光製薬スプリングスは日立リヴァーレ相手にストレート負けを喫して開幕序盤2連敗と、早くも窮地に立たされつつありました。
あとで分かった事でしたが・・・正セッターの古藤千鶴選手が怪我をしていたらしく、試合後に代わりのセッターとして任命されたのが、中大路絢野選手でした。

突然の大役に戸惑ったのは言うに安しで、翌日のトヨタ車体クインシーズ戦は、惜しくもながらストレート負け。いよいよ久光は、窮地に立たされたのは言うまでもありません。
もっとも、2/20までブランクがあり、その間に選手間ミーティングがあったのは予想に難くなく、2/20の岡山シーガルズ戦、2/26の東レアローズ戦をストレートで下し、アドバンテージを加えてポイントが10となり、久光は辛くもファイナル3に滑りこみました。あとについては、説明の必要は無いでしょう。
トスを見ると、早目の傾向があるので調べて見ると、超高速バレーで有名な京都橘卒業。その後、鹿屋体育大で4年目にMVPに選ばれています。時おり、スパイク最高到達点289cmの高さを生かしたスパイクも繰り出します。
勿論、この短期間の大活躍だけで中大路選手が正セッターになったと考えるのは早計でしょう。もっとも、相手の古藤選手も、今年の10/8にて36歳。セッターをやるのに年齢は別に関係ありませんが、レギュラー争いとなると微妙で、タイミング次第では早かれ遅かれ、中大路選手の正セッター昇格は一歩前進したもの、と見なしても宜しいかと思います。


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