【NECレッドロケッツ】 入団したのはいいが柳田に足元を巣食われる可能性が高そう
NECレッドロケッツの公式サイトでは未だ明らかになっておりませんが・・・その赤ロケに9月、ブルガリアのオポジットであるエミリヤ・ニコロバ選手が入団したそうです。近く、オフィシャルな形で発表があるものと思います。
エミリヤ選手は1991年12/26生まれのシュメン出身で、身長は185㎝、スパイク最高到達点は302㎝あります。背番号は3です。
2008年に代表初選出。2010年のヨーロッパリーグで代表デビュー。2012年から代表レギュラーに抜擢され、2013年のワールドグランプリでは初出場ながらも日本・ブラジルを破る原動力となりました(結局9位)。
過去の、エミリヤ選手の所属クラブは下記の通りです。
年度 | チーム | 国籍 |
2007~2009 | スラビア・ソフィア | ブルガリア |
2009~2010 | レブスキ・シコンコ・ソフィア | ブルガリア |
2010~2011 | 2004トミス・コンスタンツァ | ルーマニア |
2011~2012 | スペス・ボリー・コネグリアーノ | イタリア |
2012 | イェシルユート | トルコ |
2012~2015 | イモコ・ボレー | イタリア |
2015~2016 | パラボロ・スカンヂッシ | イタリア |
・・・と、主にセリエAのほうでプレーしていたようです。
問題は、開幕が迫りつつあるシーズン前においての入団であるが故に、レギュラーが確約されているとは断言し難い点でございます。
勿論、どのポジションであろうと、レギュラーが既に確約されている、という保障は御座いませんが・・・エミリヤ選手の場合はオポジット、つまり右の打ち屋ですが、先述しましたがスパイク最高到達点が302㎝と、打ち屋にしてはサイズが小さい感があります。
通常のVリーグでは、ベストメンバーをスターティングに連ねるのが方針なのですが・・・エミリヤ選手の仕上がり次第では、同じ打ち屋の柳田光綺選手にポジションを奪われる可能性があり(柳田選手のスパイク最高到達点は300cm)、下手をすると2013~14シーズンに所属したハナ・クトゥラ(注:1)以上の打てない打ち屋誕生、という事態に発展しかねません。
赤ロケも、フロントのスケジュールに忙殺されたのかどうかは知りませんが・・・外人のスカウティングに限って言えば、失敗してしまった感がありそうですね。
注:1 【ハナ・クトゥラ】 2013~14シーズンに在籍したクロアチアの打ち屋。しかし、打ち屋としてはあまりブレークせず、欠場したMB(島村春世選手)の代わりとして、そこそこブレークを果たした。現在はフランスのバレー・ボール・ナンテに所属している。
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